• "謙一"(/)
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  1. 鈴鹿市議会 2015-03-10
    平成27年文教環境委員会( 3月10日)


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    平成27年文教環境委員会( 3月10日)              文教環境委員会会議録   1 開催日   平成27年3月10日(火) 2 場 所   第2委員会室 3 出席者   委員長   中西 大輔   副委員長  藤浪 清司         委  員  今井 俊郎   委  員  板倉  操         委  員  宮木  健   委  員  水谷  進         委  員  市川 哲夫   委  員  森川ヤスエ 4 欠席者   なし 5 説明員   環境部長                  永戸 栄治         環境部次長                 小河 謙一         環境政策課長                高﨑 英城         環境政策課参事総務GL         勝田 成仁         環境政策課参事環境政策GL       佐藤  剛         環境政策課参事環境保全GL       福中 正道         環境政策課参事斎苑長          堀内 秀清         廃棄物対策課長               鈴木 佳明         廃棄物対策課参事管理GL        中村 康史         廃棄物対策課主幹企画推進GL       田中 直人
            廃棄物対策課主幹廃棄物対策GL      岩嵜 好洋         参事開発整備課長             匹田 大樹         開発整備課主幹管理計画GL        坂本 悦子         開発整備課参事建設GL         佐竹 嘉保         開発整備課主幹業務指導GL        佐波 洋人         開発整備課参事清掃センター改修対策室長 魚見 良之         清掃センター所長              廣田 雅美         清掃センター参事管理GL        櫻井 元晴         清掃センター主幹業務GL         舘  真己         クリーンセンター所長            坂  秀樹         クリーンセンター主幹管理GL       江藤 真治         文化振興部長                古川  滋         参事文化課長               井上 陽子         文化課参事文化振興GL         赤塚 直樹         文化課参事文化財GL          宮崎 哲郎         文化課参事市民会館長          澤田 克己         文化課参事文化会館長          伊藤  淳         生涯学習課長                白塚山隆彦         生涯学習課参事管理GL         實義 幹夫         生涯学習課参事兼生涯学習GL       豊田 正人         参事スポーツ課長             藤井 康彰         スポーツ課参事              今村 隆之         スポーツ課参事管理GL         川出 喜則         参事図書館長               大籔 宏紀         図書館参事管理GL           北川 清美         考古博物館長                澤井  環         考古博物館参事管理企画GL       嶌田 茂喜         教育長                   長谷川正人         教育委員会事務局教育次長          篠原 政也         教育委員会事務局参事            冨田 佳宏         教育総務課長                前田 靖子         教育総務課参事総務GL         永井 洋一         教育総務課参事学校施設GL       棚瀨 研一         学校教育課長                山田 洋一         学校教育課参事学事GL         川北 信夫         学校教育課主幹保健給食GL        善福 一博         学校教育課副主幹兼教職員GL        山中  勝         教育指導課長                髙藤 富子         教育指導課参事指導GL         山田 純生         教育指導課参事研究GL         世古 基子         教育支援課長                木村 元彦         教育支援課参事学校支援GL       吉川 佳男         教育支援課参事子ども支援GL      薗田 雅司 6 事務局   書記                    中村 晃司 7 会議に付した事件  1 文化振興部所管分   ① 議案の審査     議案第 9号 鈴鹿市立図書館条例の全部改正について  2 教育委員会事務局所管分   ① 議案の審査     議案第12号 鈴鹿委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一            部改正について     議案第14号 教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正につい            て     議案第18号 鈴鹿市立幼稚園条例の一部改正について  3 その他           ――――――――――――――――              午前11時15分開会 ○中西委員長  それでは,出席委員が定足数に達しておりますので,ただいまから文教環境委員会を開会いたします。  6日の本会議において当委員会に付託されました議案は,議案第9号,議案第12号,議案第14号,及び議案第18号の4件です。  まず,文化振興部所管分についてお願いします。  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  皆様,改めましてこんにちは。  本日はお忙しい中,文教環境委員会を開催いただきましてありがとうございます。本日,文化振興部の所管する案件としましては常任委員会には議案第9号 鈴鹿市立図書館条例の全部改正について,また分科会には議案第1号 平成27年度鈴鹿一般会計予算関係分,及び議案第23号 平成26年度鈴鹿一般会計補正予算(第5号)の関係分の3件でございます。慎重に御審議賜り,御承認いただきますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○中西委員長  それでは,議案第9号 鈴鹿市立図書館条例の全部改正についてを議題とします。  提案理由の説明をお願いします。  図書館長。 ○大籔参事図書館長  それでは,私からは議案第9号 鈴鹿市立図書館条例の全部改正について,御説明申し上げます。  議案書2ページをごらんください。今回の条例改正につきましては,平成27年4月から現在,公益財団法人鈴鹿文化振興事業団が管理,運営を行っています江島カルチャーセンターを今年度策定いたしました鈴鹿市立図書館サービス方針に基づき,市立図書館分館として設置することに伴い,所要の規定整備を行うものでございます。江島カルチャーセンターにつきましては,平成12年4月から鈴鹿文化振興事業団管理運営を行っておりますが,児童図書室に配備している図書につきましては,開館当初から図書館の予算で購入するとともに図書館職員が月1回程度配本し,入れかえ作業を行っております。また,江島カルチャーセンター職員司書資格を有しておらず,企画や事業などの運営面で課題がございました。そこで,今回分館化することにより,司書資格を有する職員を配置し,市民サービスの向上を図ろうとするものでございます。  条例の主な改正点でございますが,市立図書館及び江島分館にある施設の使用に当たっての許可基準使用料等について新たに規定いたしました。市立図書館及び江島分館の施設の使用料は,原則として無料といたしますが,江島分館2階ギャラリーにつきましては,これまでも芸術文化の振興を目的に利用いただいていることから,従来の機能を継続させ,図書館運営に寄与する事業は無料とし,芸術文化の振興のための事業及び教育委員会が必要と認めた事業は有料といたしました。使用区分につきましては,4ページの別表のとおりでございますが,午後の使用時間を午後4時30分から30分間延長し,午後5時までといたします。使用料の額につきましては現状と変更はありませんが,冷暖房を使用した場合には他の生涯学習施設の均衡を図るため,使用料の20%を加算することといたしました。なお,江島分館の開館時間は現状と変更はいたしておりませんが,休館日については本館と合わせることといたします。  以上でございます。よろしく御審議いただきますよう,お願いいたします。 ○中西委員長  説明が終わりましたので,質疑に入ります。  御質疑があれば御発言をお願いします。  森川委員。 ○森川委員  分館という発想をするにはちょっと規模としては小さ過ぎるというきらいはありますけれども,まず第1点ね,分館としてスタートさせるということには反対するものではないんです。先ほどの司書さんの説明がありましたけれども,嘱託職員で非正規の職員ですよね。そういう場合に,その図書館企画運営についての関与の仕方っていいますか,館の全体は本人に任されていくのか,お一人でやるわけですから,その辺,本館の司書さんとの連携みたいなのはどうでしょうか。 ○中西委員長  図書館長。 ○大籔参事図書館長  今回考えております司書資格を有した職員を1名配置するんですけども,その職員全てが江島分館管理運営,それと企画で行事等を企画する場合に1人だけではちょっと厳しい面もありますので,本館の嘱託職員がまだたくさんおりますので,そちらのほうと連携を図って,行事の際には本館から応援が行けるような体制を組んでいきたいと思ってます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  年間の図書計画っていいますか,利用計画みたいなものを司書さんがいて計画しますよね,企画の段階で。そういうものは,鈴鹿図書館全体として分館も含めて検討するのか,分館は新しい司書さんに任されるのか,その辺はいかがですか。 ○中西委員長  図書館長。 ○大籔参事図書館長  分館の職員1人でやらすのではなしに,本館が今ですと,推進グループ事業の担当を行っておりますので,まあ推進グループのほうで草案をつくってですね,全体の。その中で本館の事業はとれだけするか,分館事業はこの程度するというような,そういった計画を立てていただきます。 ○中西委員長  よろしいですか。 文化振興部長。 ○古川文化振興部長  分館につきましては,まず図書館長のほうが,本館の,館長を兼務させていただきます。それで頻繁に分館のほうへも図書館長が顔を出すっていう方向性を考えておりますのと,あと主務担当と副というのを設ける予定です。当然,年休等をとられる場合がございますので,本館のほうで副の担当の者を2人ぐらい,そういう司書資格を持ったものをつくりまして,常にそういった方が休まれても本館のほうから人が行ってスムーズな運営ができるように,また月1回いろいろ会議等には,火曜日で休館にして会議等をやる日がありますので,そういったものは分館の人も来ていただいて一緒に入って,常に意思疎通を図るという体制を考えております。 ○中西委員長  とりあえずよろしいですか。  ほか,いかがでしょうか。 今井委員。 ○今井委員  休館日が今の図書館と同じ日ということで,あけるのって今,説明があったんですけども,館長が兼務するとですね,やっぱり休日の関係もあってするかなと思いますけど,もう最初のときに日を変えようとか,そういう議論検討はまずあったのかなかったのかだけ。 ○中西委員長  図書館長。 ○大籔参事図書館長  休館日の設定につきましては,本館は毎週月曜日と第1・第3火曜日,分館につきましては第2火曜日ですかね,毎週,それと第1・第3月曜日と,ちょっと変則になっておりましたので,こちらのほうは本館にそろえて,利用者利便性を図るということを考えております。 ○中西委員長  図書館参事。 ○北川図書館参事管理GL  現在の江島カルチャーセンター休館日につきましては,毎週火曜日と第1・第3月曜日が休館となっております。現在,図書館図書システムを既に江島カルチャーセンターでも使用しています関係上,休館日を同じにしないとシステムの更新ですとか,メンテナンスのときに支障が出て,現在も出ていました。ということもありまして,まず第一に全員が集まって会議をする日程を確保したいということと,それからシステムメンテナンスの関係ということと,それから市民の皆様に休館日を同じにしたほうがわかりやすいということもありまして一緒にさせていただくということを当初から考えました。  以上です。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  はい,わかりました。  駐車場の件でですね,ちょっと説明の中で部長のほうから体育館とかいう,鈴鹿体育館を,もともと狭いもので,というお話があったんですけども,鈴鹿体育館にしてもかなり距離がございますので,現実的に利用される方がいるかなというふうには考えるんですけども,その辺あたり駐車場についてはほかに何か御検討はあるのかなということで。 ○中西委員長  図書館長。 ○大籔参事図書館長  今,江島の駐車場の台数が21台と,本当に少ないということもあるんですけども,江島のカルチャーセンターの周辺に空き地がもうほとんどございません。そういうことから,先ほども言われました市立体育館が近くにありますので,分館でいろんなこれから行事を行っていくと言いましたけども,行事の際はそちらのほうに,体育館管理者駐車場の利用を依頼するようなことを考えております。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  果たしてどれだけ体育館の利用があるかなとは思うんですけども,空き地がないって,確かに平地といいますか,車をとめるようなところはないんですけど,田んぼのもう使われてないようなところもあったもので,もし,そういうようなところで借地でというふうなもので話があった場合は検討の余地はあるもんなんでしょうか。
    中西委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  今,委員からいただいた御提案も今後検討させていただきながら,駐車場台数がどれぐらい実際不足するのか,そういったものも今から図書館分館になりますので把握しながらですね,今後の検討とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  もう1つ。当然,児童図書館から本の移動があろうかなと思いますけど,その移動のための休館日といいますか,多分設けないと衣がえもできないかなと思います。その辺あたりの日程を教えてください。 ○中西委員長  図書館長。 ○大籔参事図書館長  切りかえ時のことでよろしいですかね。切りかえにつきましては,ほとんど改装とかそういったことを要しませんので,この年度末,3月末,1週間程度かけて引き継ぎのようなことをやっていきたいと思ってます。 ○今井委員  休まないんですか。 ○大籔参事図書館長  休みません。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょう。  宮木委員。 ○宮木委員  この江島分館のことなんですけども,カルチャーセンターも込みになってますよね。ですね。今,ちょっと見てたら,センターの管理は鈴鹿文化振興事業団管理運営してきますよね。もう全く別で考えていいんですね。 ○中西委員長  図書館長。 ○大籔参事図書館長  今現在は鈴鹿文化振興事業団が管理しておりますけども,4月以降は図書館の直轄という形で運営していきたいと思ってます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  使用料の関係なんですけれども,図書館に関係する,図書業務に関係する場合は無料で,それ以外の教育関係とか文化関係だと有料という,このすみ分けはどういうふうに。図書館が募集したりなんかしたときは,という考え方なんですか。 ○中西委員長  図書館長。 ○大籔参事図書館長  この条例の中にもありますように,図書館事業に,運営に寄与する場合無料という形にしておりますけれども,それ以外の分につきましては,文化振興関係,これ以前からも2階は使用料をとっておったという関係もございますので,あと一応この2階のギャラリーの使用につきましては有料としております。 ○中西委員長  図書館参事。 ○北川図書館参事管理GL  ちょっと補足をさせていただきますと,現在の図書館の本館のほうの2階はずっと無料でさせていただいてますので,そこで利用していただいてる方々,例えば現在ですと,学校図書館協議会さんですとか,あるいはボランティア,読み聞かせのボランティアの方々の会議とか,そういったことで図書館に寄与される方のは無料という形でやってますので,それと同等のイメージを持っております。現在もお話し会というようなことを江島のカルチャーセンターでもやっていただいてまして,それは当然無料でしてもらってますので,もうちょっとそういった図書館に関係するような事業を,図書館直営でやっていければなというふうに思ってますので,急にはできませんから,地元の方々に御協力いただきながらということになると思いますので,そういった会議にも使ってまいりたいと思っております。  以上です。 ○中西委員長  よろしいですか。  ほか,いかがでしょうか。  ほかに御質疑ないようですので,以上で本件の質疑を終了します。  これより採決に移りますが,その前に討論があれば御発言お願いします。  討論いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  日本共産党の森川です。分館をつくるということは,私どもの長年の願いでもありましたが,施設整備そのものが少し安易というのを気にはなりますけれども,まず一番気になるところがですね,司書を置くという,司書をきちっと配置するという点は認めますけれども,やっぱり1人で館を切り盛りするという観点で考えた場合にですね,やっぱりきちんとした正規職員に変えていくべきではないかということを思っていますので,将来的にはそういう考え方に立って頑張っていただければなと思います。今の状況だと,蔵書もそんなにふやせる状況ではないようなので,利用の不便さがいろいろ出てきたときに,新たに場所の,もう一度場所を考え直すとかいうことを将来的には入れていただきたいということを申し上げて,賛成の討論とします。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  ほかに討論ないようですので,別段ほかの討論もないようですので,議案第9号を採決します。  議案第9号 鈴鹿市立図書館条例の全部改正について,原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○中西委員長  挙手全員です。よって,議案第9号は原案のとおり可決されました。  それでは,ここで委員会を休憩します。              午前11時30分休憩           ――――――――――――――――              午後 2時00分再開 ○中西委員長  それでは休憩前に引き続き,文教環境委員会を再開します。  教育委員会所管分に移ります。  教育長。 ○長谷川教育長  教育委員会事務局でございます。きょうは3件の条例改正と,それからあと予算等がございます。わかりやすい説明に努めますので,御承認いただきますよう,よろしくお願いします。 ○中西委員長  それでは,議案第12号 鈴鹿委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明をお願いします。  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  それでは,議案第12号 鈴鹿委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを説明申し上げます。  議案書14ページをごらんください。この条例の一部改正地方教育行政の組織及び運営に関する法律が一部改正され,教育委員会制度の改革が行われたことに伴い所要の規定整備を行うほか,教育委員会委員報酬額を改定しようとするものでございます。  まず,法の改正に伴う所要の規定整備につきましては,法の改正趣旨の1つでもあります教育行政の責任の明確化のもと,新しく任命される教育長教育委員会委員長教育長を一本化した教育委員会を代表する立場となりますことから,改正の必要を生じたものでございます。  説明資料17ページの新旧対照表をごらんください。先ほど説明いたしましたとおり,新しく任命される教育長教育委員会を代表する立場となりますことから,教育委員会委員長の職が廃止されますので,条例第2条第5号に規定されております教育委員会委員長報酬額の項目を削除するものでございます。なお,在任中の教育長の任期が満了するまでは,教育委員会委員長教育長ともに現在と同様の立場でありますことから,今回の改正の適用は新しい制度での教育長任命後からとなるものでございます。次の改正教育委員報酬額改正でございます。新しい制度が実施されるこの機会に,他の地方公共団体の状況や本市の財政状況等を勘案し,月額93,000円から月額75,000円に改正したいと考えております。なお,この改正につきましても新しい制度での教育長任命後から適用したいと考えております。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますよう,お願いいたします。 ○中西委員長  説明は終わりましたので,質疑に入ります。  御質疑があれば,御発言お願いします。  森川委員。 ○森川委員  教育委員会委員長と市の行政トップである教育長の兼任みたいな形になるのかなというふうに思うんですけども,そうしますと先ほどの報酬の削減ありましたよね,委員長の。両方の仕事を兼ねた場合にそういうとこの影響はどういうふうに出てくるんですか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  新制度のことをちょっと説明させていただきますと,新しく地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律というのができまして,そちらの中で今度,教育委員長教育長を一本化した新しい教育長の設置というのがなされることになりました。この新しい教育長につきましては,首長が,いわゆる市長が任命して,議会の同意を得て教育長が選ばれるという形になります。今度,こういう形になりますので教育長につきましては特別職という形になります。ですので,特別職につきましては今,現の特別職と一緒の,言うてみれば副市長と,市長とか副市長とか水道事業管理者というような扱いと一緒のような形になります。その市の制度に合わさせていただいたという形になります。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,仕事の内容でいきますと教育委員会の,これまで教育委員会教育長の行おうとする,市の行おうとする業務に対して意見が言えたり,提案ができたりしてたと思うんですけども,全くもう全て教育長の采配で委員の皆さんの,どう言ったらいいかな,教育委員会そのもの独立性が随分と形骸化されるような気がするんですけど,そのすみ分けみたいなのはどういうふうにされるんでしょうか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  この新しい制度については教育行政の責任の明確化ということで,教育委員長教育長を一本化した新たな責任者を置くというのと,それと確かに教育長教育委員会の会務を総理して,教育委員会を代表するということなんですけども,今後についても,あくまでも執行機関は教育委員会です。教育委員会ですので,例えば教育委員さんから教育長に対して教育委員会会議の招集を求めることもできますし,また教育長は委任された事務の執行状況を教育委員会に報告する形になりますので,それで教育委員会制度が抜本的に変わったという感じではないです。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  制度はそうやって存続するかもしれないけど,両方に一定ね,違う角度から物を見れるトップがいたものを1つに統合するので,かなり難しくなるかなというふうに思いますが,それはもう制度上の問題なので,これからの議論になるかなというふうに思います。  以上です。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  藤浪委員。 ○藤浪委員  教育委員の報酬について,この93,000円から月額75,000円に改めるということですけれども,これ例えば他市の状況を参考にしたのか,算定の理由といいますか,どのような形でこの金額になったのかお聞きしたいと思います。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  こちらにつきましては,県内で津市などは月額が76,500円というのを基準にしておりますので,県内各市を調査をさせていただきまして,その人口規模からいいましても75,000円が妥当であろうということと,それから全国の類似団体,53市の類似団体のうち,東海3県の類似団体の平均値というのが月額74,980円であるというようなことなどを勘案して,月額75,000円というふうにさせていただきました。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  ほかに御質疑ないようですので,以上で本件の質疑を終了します。  これより採決に移りますが,その前に討論あれば発言のほうをお願いします。  よろしいですか。別段討論もないようですので,議案第12号を採決いたします。  議案第12号 鈴鹿委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○中西委員長  挙手全員です。よって,議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に議案第14号 教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正についてを議題とします。  提案理由の説明をお願いします。  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  それでは,議案第14号 教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正についてを説明申し上げます。  議案書19ページをごらんください。この条例の一部改正につきましても,議案第12号と同様に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い,所要の規定整備を行うものでございまして,教育行政の責任体制を明確にするために新しく任命される教育長は,現行の教育委員としての特別職教育長としての一般職を合わせ有する立場から,教育委員会委員長教育長を一本化した教育委員会を代表する立場として新たに特別職となることから改正の必要を生じたものでございます。  条例の一部改正の概要でございますが,まず1点目としましては教育長に支給する手当の改正でございます。説明資料20ページの新旧対照表をごらんください。教育長に支給する退職手当以外の手当としましては,改正前の第3条にありますように扶養手当,住居手当,通勤手当,並びに期末及び勤勉手当でございますが,法の改正に伴いまして,新しく任命される教育長特別職の立場となりますことから,本市の他の常勤的な特別職への手当の支給と同様にするため,期末手当のみに改正しようとするものでございます。なお,支給する期末手当を算出するための割合は本市の他の常勤的な特別職と同様に6月は100分の197.5,12月は100分の212.5でございます。  次に2点目でございますが,新たに第7条としまして職務に専念する義務の免除の規定を設けるものでございます。このたびの法の改正では新しく任命される教育長特別職の立場となるものの,教育委員会委員長教育長の職務を行うことからその職責に鑑みて勤務については常勤とすること,また職務に専念する義務を課す旨が規定されております。このことから,職務に専念する義務の特例に関し新たに規定する必要が生じたため第7条の職務に専念する義務の免除規定を設けるものでございます。なお,改正条例が適用となるのは先ほどの議案第12号と同じく,新しい制度での教育長任命後からとなります。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますよう,お願いいたします。 ○中西委員長  説明が終わりましたので,質疑に入ります。  御質疑があれば御発言お願いします。  森川委員。 ○森川委員  森川です。教えていただきたいんですが,ただいま御説明いただきました7条の職務に専念する義務の免除というところで,教育委員会の事務を監督するという,これまでの一般職の管理職としての仕事部分と,仕事部分が職務に専念する義務が免除されるとどういうふうに変わるのか,ちょっと教えてください。 ○中西委員長  教育総務課参事。 ○永井教育総務課参事総務GL  現在の教育長は一般職でありますので,職務専念義務については地方公務員法が適用され,その一般職としての免除規定は条例によって定められています。 一方,法改正後に新しく任命される教育長特別職となることから,地方公務員法の適用がなく,職務専念義務については個別の法律,地方教育行政の組織及び運営に関する法律により適用されます。そして,その特別職としての免除規定を新たに条例において定める必要がございますので,職務に専念する義務の免除の規定を教育長の給与及び勤務時間等に関する条例に新たに加える改正を行うものです。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  法律的な説明はわかるんですけれども,例えばということで,その免除されたときにはどういうことが変わるのかというのはわかりませんか。 ○中西委員長  教育総務課参事。 ○永井教育総務課参事総務GL  職務に専念する義務を免除する規定については,現在と法改正後では変わりません。規定される条例が異なるだけで,研修に参加する場合,福利厚生面で人間ドックを受ける場合等においては職務に専念する義務を免除されるという規定内容は同じでございます。  以上でございます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  今井委員。 ○今井委員  今井です。最終的に期末手当,今の諸手当が期末手当になるということですね,条例でね。6月と12月とに支払われるということになるんですけども,給料ふえるのか減るのかどっちなんかいなと思いまして,今の教育長の給料からするとどうなんでしょうかね,概算でいきますと。同じなんかな。ちょっと説明を。
    中西委員長  教育総務課参事。 ○永井教育総務課参事総務GL  端的に申しますと,新しくなる教育長はちょっとどなたかはわかりませんけども,現在の教育長については通勤手当,扶養手当がついておりますが,改正後は通勤手当,扶養手当等はなくなります。ですので,給与月額は変わりませんので,端的に申し上げますと給料の手取り部分というか,報酬額といいますか,給与額は減ってまいります。  以上でございます。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  期末手当も変わらないんですか,この率というのは。 ○中西委員長  教育総務課参事。 ○永井教育総務課参事総務GL  そうですね。今は期末勤勉手当ということで,期末手当と勤勉手当があるんですけども,率的には改正後は100分の410ということで変わらないです。  以上でございます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  ほかに御質疑ないようですので,以上で本件の質疑を終了します。  これより採決に移りますが,その前に討論があれば御発言お願いします。  別段討論もないようですので,議案第14号を採決いたします。  議案第14号 教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○中西委員長  はい,ありがとうございます。挙手全員です。よって,議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に議案第18号 鈴鹿市幼稚園条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いします。  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  それでは,私のほうから説明させていただきます。  資料44ページ,議案第18号につきまして説明を申し上げます。本議案は平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が実施されることにより,鈴鹿市立幼稚園の保育料等を変更することに伴い,所要の改正をするものでございます。  説明資料56ページの新旧対照表をごらんになりながらお願いいたします。平成27年2月の各派代表者会議におきまして,教育長から御説明いたしましたとおり,平成27年度の鈴鹿市立幼稚園の保育料は上限額を現在と同じ月額6,200円,年額74,400円とし,現在の減免制度による減免後の実質負担額をもとに3つの階層区分を設定する予定でございますので,一律月額6,200円という旧第4条及び生活保護法による免除または軽減という旧第5条を改正するとともに各条に見出しをつけております。なお,3つの階層の保育料につきましては,規則で定めるといたしました。  以上でございます。よろしく御審議いただきますよう,お願いします。 ○中西委員長  説明が終わりましたので,質疑に入ります。  御質疑があれば,御発言お願いします。  藤浪委員。 ○藤浪委員  第5条の市長は支給認定保護者がやむを得ない理由により保育料を負担することが困難であると認めるときは,ということで書かれてるんですけれども,この認める場合の基準についてお聞きしたいんですけれども。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  このことにつきましてでございますが,他市等も参考にさせていただきまして,設定をいたしております。ただ,実際のところどういった例があるかというのは,今のところ鈴鹿市においても出ておりませんもので,何らかの対応ができるようにという形で置かせていただいております。  以上でございます。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  じゃあ,ある程度柔軟な対応という形になるということでよろしいですか。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  いろんな想定外のことといいますか,そういうのが起こった場合に検討できるような形という形で,今おっしゃるのがそういう意味でございましたら,そのとおりでございます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  先ほどの保育料の点なんですけども,規則で定める3つの階層の大まかな内容がわかれば教えてください。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  大きく分けまして,まず生活保護世帯というのがございます。こちらが1番目です。続きまして,市民税所得割非課税世帯でございます。この世帯につきましては現在,実質年額2万円減免している世帯になります。それ以外の世帯ということで一般,減免なしで74,400円いただいている世帯というふうに,3段階考えております。  以上でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,3つの段階,これまでは生保に準ずる家庭も含めて,その減額されていた中から正規の74,400円に戻る家庭が出るという考え方ですか。全体を含めてこういう3段階に分けたという考え方でいいんですか。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  申しわけございません。今の説明の仕方が悪かったかもしれません。基本的には現在の負担水準と変わらないようになっておりますので,もう一度申しますと,現在減免額が満額といいますか年間74,400円いただいておる生活保護の家庭は当然,0円という保育料を設定する予定でございまして,それ以外に年額2万円減免で,実質負担額が54,400円という世帯が次,2番目の階層であるんでございますが,そちらにつきましては国のほうの基準が下がりましたもので,現在より下がる,実質は下がる予定でございます。それ以外,減免一切なしの世帯というのが年額74,400円いただいておりまして,それは現在と変わらないもので,今年度よりふえるという御家庭はございません。  以上でございます。 ○中西委員長  ほか,御質疑いかがでしょうか。  よろしいですか。             〔委員長と副委員長交代〕 ○藤浪副委員長  それでは委員長交代いたします。  中西委員。 ○中西委員  1点だけちょっとお聞きしたいんですけれども,今回の改正ですよね。この公立幼稚園についての保育料のほうの改正ということなんですけれども,これによってちょうど3階層目,生活保護からいくと3階層目の部分で,私立幼稚園との金額差というのは相当量出ることになるんですけれども,今後その点について,今回の条例改正条例改正として,今後その点についてはどういうふうに整理していくということを検討した上で今回このような条例改正に至ったのかというところの説明をお聞きしたいと思います。 ○藤浪副委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  まずですね,この子ども子育て支援新制度というのが来年度から始まるということがもう決まりましたもので,まず今年度につきましては,現行の負担水準をベースに考えていこうということで設定をさせていただいております。ただ,公立,私立のほうの差があるというふうな現状が残りますもので,それにつきましてはこちらとしても今後の課題というふうに認識しておりまして,ただ,いろいろ格差がないようなところもございますし,あるところ,実際に私どものようにこういうふうに差があるように設定したところもございますもので,それぞれの市町におけるメリットあるいはデメリットという点もこちらはいろいろ情報収集をさせていただきながら次年度以降考えてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○藤浪副委員長  それでは,また交代いたします。             〔委員長と副委員長交代〕 ○中西委員長  ほか,御質疑のほういかがでしょうか。  それでは,ほかに御質疑ないようですので,以上で本件の質疑を終了します。  これより採決に移りますが,その前に討論あれば御発言お願いします。  よろしいですか。  別段,討論ないようですので,議案第18号を採決いたします。  議案第18号 鈴鹿市立幼稚園条例の一部改正について,原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○中西委員長  挙手全員です。よって議案第18号は原案のとおり可決されました。  以上で,当委員会に付託されました議案の審査は全て終了しました。  委員長報告ですが,正副委員長に一任ということで御了承いただきたいと思いますが,御異議ございませんでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中西委員長  御異議ないようですので,正副委員長一任ということで御了承お願いします。  ここから予算決算委員会分科会のほうに移行しますので,市川委員,移動のほうよろしくお願いします。              午後 2時24分休憩         -------------------------------------------              午後 4時40分再開  それでは,引き続き文教環境委員会を再開します。  次は事項4,その他になりますが,何か御意見等ありましたら御発言お願いしたいと思います。  いかがでしょうか。  特に何もなければ,なしと。なければ。 ○板倉委員  感想的なものでもいいんですか。感想的なものでも。 ○中西委員長  それでも結構ですよ,意見として。  板倉委員。 ○板倉委員  済みません,感想です。私,今年度の文教環境委員会はですね,現場に行ってというか,やはり学校図書にかかわってる先生方との実際に話して調査をしたりですね,あと体育推進委員さんですか,その方たちとお話をしたりしました。  それからあと,それもそうなんですが,視察先もかなり問題意識を,皆さんの問題意識と今現実に鈴鹿市が抱えているような問題というんですか,そういうところを視察先に選んだということが,私はとてもこの1年間の委員会活動ですごい役に立ったというふうに思います。それはやはり今回の予算決算の審議の中でもICTの推進とかですね,ほかの議員の方が質疑なされば,ああ,あそこを質疑してるんだなっていうような,問題の,私だけでしょうか,そういうの,どうですか,問題の共有というか,学校図書に対してもそうですね。共有を図れたというようなことで,とても印象に残る年度だったなと私はきょう,ちょっと思わせていただいたので,それをちょっと感想といたします。  以上です。 ○中西委員長  ありがとうございました。  ほか,特にないですね。  では,ほかに特にないようですので,以上で本日の予定の事項は終了いたしました。これにて文教環境委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。              午後 4時42分閉会         -------------------------------------------    鈴鹿市議会委員会条例第29条第1項の規定によりここに署名する。                   文教環境委員長   中 西 大 輔...